起動試験
2002
05/28
05/29
レンズを外して正常起動ができるかテストをしました。
レンズユニット
ピントモーター(左)はセンサー部と一体になっているので
そのまま使用出来そう。
ズームモーター(右上)のセンサーはレンズ部(右写真)が
ないと検出されないので外部からダミー信号を与える予定
注)結局レンズ部の外周パイプを使用することで
インターロックエラー回避ができることがわかりました。
レンズ部
不要部品

注)レンズ(写真中央上)の外周パイプに付いている
センサー検知突起が必要になったのでレンズをばらして
パイプのみ回収

シャッターボタンの半押しスイッチと全押しスイッチ回路から盗電
(黄色・緑・青の3本線)
外付けのインターバルタイマーで自動的に
シャッターを切れるように外へ引き出します。
シャッター回路と外部回路の中間に
フォトMOSリレーを付けます。
基板なんて使うほどの部品点数ではないので2段重ね空中配線

元に戻してセンサーとシャッター試験をします。
レンズ部から出ている線が位置センサー信号とシャッター信号線です。
飛び出している丸い物がシャッターユニットです。
電源ON!緊張の一瞬です
「レンズキャップがついています」・・・ガガーーーン
レンズキャップどころかレンズも付いてないのに

E995の調子でセンサーダミー信号を送ってやってもエラーです。


再分解して、レンズパイプを組み付け再挑戦
電源ONでウニュとパイプが出てきました。
正常起動ができて、やれやれ。

レンズ送りだしモーター(ズーム兼用)はDCモーター+エンコーダーです。E995とは違って高級品です。
レンズの位置を正確に監視しているようなので、あてずっぽにセンサー信号を送ってもエラーになります。
再生モードにすると・・・、手術前にお会いしたC1400君が!
一時復帰で涙の再会です。

物に感情移入して気味悪がられるのが技術屋のサガです

予定に無いパイプ使用で計画が一寸狂いました。
ケース最前面(本来ならフィルターアダプターを取付ける部分)にCCDと冷却ユニットを取り付けるつもりでしたが、15mmもパイプが飛び出してしまい邪魔です。
パイプは二重になってヘリコイド状ですので、短く切れるか再度分解して確認をしてみます。駄目なら15mmゲタをはかせて冷却ユニットを付けるしか手がありません。カッコ悪くなりそうです。
予定外の長所もあります。E995は起動時にセンサーに相当するスイッチ2個を順番に押さないと起動しませんが、パイプのおかげで勝手に起動します。

まあ、レンズ無しで無事起動できたから良かった良かった。
後々細部の改造が出てきますが、基本的な確認ができましたので、そろそろ具体的な図面引きをやろうと思っています。