パイプ切断と改造構想
2002
06/01
本体から飛び出してしまう2重パイプを17mm短くする。

薄いパイプなので旋盤で浅く溝を付けて金ノコで切断。
中パイプは切り欠きがむき出しになりヘロヘロ。(写真右下)
補強は後で考えます。

レンズホルダーにパイプを組み込む。

再組立てをして電源ON
フランジ面からパイプが飛び出さず無事起動します。

本体後のケーブルは、外部シャッターボタン用
本体前のシャッターユニットに付いているケーブルはシャッター信号を監視するものです。
シャッターユニットは最終的に取り外します。
大まかな図面
正面図と上面図

スペースの無さで予定変更続出です。
特に予定外だったのはモニターです。
モニターを張り出させて回転させると、かなり前に来ます。
冷却ファンに当たってしまいますので、泣く泣くヒートシンクを短くしました。
その分、放熱対策に四苦八苦です。

図面を何度も書き直してほぼ決定しましたので概要を説明します。

[1]冷却は3段ペルチェ
E995はCCDとドライブ基板が一体になっていましたので安全を考えて−15度までにしました。
今回は、CCD単独で冷却部に持っていけます。思いっきり冷やしてやろうかと目論んでいますがプラスチックパッケジ?(まだ現物をしっかり見てません)ですので無茶は出来ません。夏場の冷却不足解消を考えています。

[2]シャッターは自作。駆動はDCモーター
前回は35mmカメラのレンズシャッターを流用してラジコンのサーボモーターでシャッターを開けましたが、中古カメラの入手が不安なのとサーボモーターが場所を取ります。
今回はシャッターを自作してやろうと2枚羽根を予定していましたが、結局スペース難でうちわ式にしました。
駆動はマイクロモーター直結で、うちわを振り子のように35度の振り幅で行き来させます。高速シャッターでは無くなりましたがE995もバルブしか使っていませんので、よしとします。

[3]マウントはC (前回と同じ)

[4]電気回路
予定ではCPUを搭載してインターロック騙し・ペルチェ温度制御・サーボモーター制御を行うつもりでしたが、スペース難と嬉しい誤算でCPUは載せません。
インターロック騙し不要。 E5000が勝手に正常起動します。
温度制御回路は外部(コード長4m)のインターバルタイマーに組み込む。
サーボモーターをやめてDCモーターにしたので簡単な回路を載せます。