日誌

行き当たりバッタリの改造を日誌にしました。
見づらい文面ですが私と同じシステムのかたは、肌で感じていただけると思います。
おいおい!そこまでやっちゃ駄目と危惧されている既得な方、メール待ってます。


2001/3月

・CCD交換ついでに身辺整理 ・身辺整理 ・撮影(地球村) ・オータガイダーは思わせぶり ゆらぎの原因
・SONY白黒テレビウオッチマン ・ギア交換

2001/03/15

スカイセンサーのモーター平歯車を 80:40 に交換しました。
80歯が大きいので一先ずカバー無しで確かめようと思ってます。

交換ついでに再度赤道儀をチェックしたのですが、鏡筒が無いときのウオームは軽く回りますが鏡筒を載せるとかなりしぶくなります。
クリアランス変動の影響ではないので赤経軸自身の問題です。積載オーバーぎみですが、やはりダイキャストの軸受けに無理があるように思います。

念のためクランプを解除して赤経軸を手で回して見ましたが、普段使用する天頂±45°は軽く回り、それ以外(地球の裏側)は購入当初の硬さです。
ならしが出来たと解釈したいのですが、4〜5回使用して軽くなるなんて過去に経験ありません。今の私には擦り減ったとしか思えないし、もっと言えば軸受けの表面が荒れたため鏡筒を載せるとウオームの回転がしぶくなるのではと考えます。

前回のゆらぎの原因すべてが軸受けの問題ではないでしょうが、ガイドエラーを少なくする重要な鍵に思えてきました。
そこで又々改造‥‥‥とはいきません。
ベアリングを付けようにもダイキャストの肉厚が薄い。小さいベアリングで下から2点支持もウオームが邪魔して不可能。
あれこれ考えましたが「こりゃー赤経軸周りを自作したほうが早いだろう」の結論がでました。
まだ細部の検討はしてませんが赤経軸さえ流用できれば周辺の自作はそんなに難しくなさそうです。
とは言っても、やっつけ仕事で出来るものではないので今後の課題としときます。


2001/03/12

赤道儀のゆらぎはさておき、モニターを換えました。
液晶モニターはガイド星の輝度・コントラストが見る角度で大きく変わってしまい調整がしづらいです。画面も2.5インチ。
当初から不便を感じてたので何時ものYオークションで大型の液晶モニターを物色しましたが手におえない金額です。
あきらめて別の方式のモニターが無いかと色々検索しますとSONYとオリンパスでメガネ形の液晶テレビがありました。
見る角度で画面変化がない(あたりまえ)。これはいい!とメーカーHPで色々調べましたが画素数が少ないのと、斬新なデザインが私には似合わない、と申しますか周りの人に今以上に変人扱いされそうであきらめました。
いよいよ最後の手がブラウン管白黒TVですが、かさばるし消費電力が多そう。
思い出したのがTVインタフォンのモニターです。薄っぺらいブラウン管を使ってますので、これを改造しようかなと考えましたが多分TV規格でないのでこれもあきらめました。
その直後YオークションでSONY白黒テレビウオッチマンを見つけたのです。なんとTVインターフォンと同じ扁平ブラウン管(4インチ)で単2電池4本orDC6V。
3000円で落札、昨日届きました。

15年前の製品の為かAV入力が特殊な形状です。またまた自作のはめに。
AGA−1につないで十字線のみの確認ですが、どんな姿勢でもハッキリ確認できて非常に見やすいです。
TVも見られますので撮影中に‥‥‥‥そんな余裕ないでしょう(~_~;)

前回まで使っていた液晶モニターTVではありません。またまた良からぬ考えが出てきました。
せっかくTV受信できますのでUHF送信器をAGA−1に付けてワイアレスでモニターしたいなーと。
さて、自作‥‥‥‥?
私、アナログ・デジタル・メカは一寸は得意と思っていますが高周波は全く駄目です。生まれてこのかたズーとアレルギー体質です。
ですから既製品の物色しか考えられません。
オークションにありましたがこの手の商品は怪しげな物が多くて心配です。
秋月のキットは安価ですがケースの細工が面倒そう。どちらにするか検討中。
ガイド成功率が低くてモニターに釘付けになっている私の考えることです。

2001/03/04

一昨日のゆらぎの原因を推測してみました。
まず、揺らぎの現象を説明します。
モニター上でガイド星が十字中心を境として星2〜3個分左右にゆっくりずれます。
周期は約10〜20秒程度ですが目を離していたスキにずれることがありますので何とも言えません。
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推 測

@PECでカバーする。
以前、ウオームの加工精度により緩やかなブレが発生するかも知れないと思いPECを試験しましたが効果ありませんでした。
このときはガイドアイピースの代わりにオートガイドの調子がいい時にPEC登録して試験をしましたのでいいかげんです。再度確認する必要があるかも知れません。

A各ギアの精度不良。ならし運転で直るかも


Bモーターのハンチング(天文ガイドでは「しゃっくり」と言ってますが昔は「しゃくり」と言ってたように思います。)
モーターが原因ならスッテピングモーターに交換かDCモーター回路に手を加えてハンチングを押さえようか.
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検証しました

ひとまず駆動系の確認をします。
赤道儀に鏡筒は乗せず、バランスウエートシャフトのみ取り付けて試験。

鏡筒を載せて実負荷試験が良いのでしょうが、赤経軸を360度回すため、先ずはこの方法で。

@回転音の確認
スカイセンサーで赤経モーターを回すと180度しか回りませんしフィードバックがかかりますのでモーターに直接12Vを加えグルグル回転させました。周期的に音が変化します。
●ウオームのクリアランスが少ないので少し広げますが変化なし。
●平歯車のクリアランスが何時の間にか少なくなっていたので少し広げました。良くなった。
●以前、平歯車を45:36に変更しましたが45歯が少し偏心しているので赤緯側の平歯車と交換。かなりよくなった。
●残りの周期音はモーター側のギア音です。赤緯モーターと入れ換えるが、かえってうるさくなったので取りやめ。

各ギアーのクリアランス調整が原因でしょうか?

A震動の確認
360度回転させながらウエート軸に軽く手を添えて負荷をかける。
●不規則な震動がかすかに手に伝わってきます。
●モーターのハンチングやギアーの震動のようですがこの程度でゆらぎが出るのか疑問です。

Bモーターの負荷変動の確認
日周動作中にモーターに負荷をかけて動きを見ました。(手で平ギヤーのボスを握ります。ギヤーに巻き込まれますと大変危険です)
モーターの電圧波形をオッシロスコープでモニターします。
●わずかにギクシャクした回転になります。
●スカイセンサーのパラメーターを1〜3まで変えましたがほとんど変化はありません。(音は多少変わりますが)
●モーターと電源の間に抵抗(5W22Ω)を入れてトルクを落として再確認しました。
徐々にモーターの負荷をかけると回転が落ちてきます。電圧波形のデューティー(ON/OFF比)が変化しますが正規回転を維持させるほどは変化がありません。
回転が落ちてから手を離すと急激に正規の回転角まで進みます。(この現象を天ガでは「しゃっくり」と言っているのかなぁ?)

この確認でわかったことは(多分)
・サーボ系のフィードバック量がすくない?
・望遠鏡制御のため、意識的に量を少なくしてあるのでは?(イナーシャの大きいモーターを使用している等コストダウン?)
・スカイセンサーのパラメーターはフィードバック量を変えるものでしょうが、変化量が少ない。(暴れるのを嫌って?)
・フィードバック量がすくないため、わずかな負荷変動(赤道儀の赤経軸の抵抗・バックラッシュが少ない各ギアーの抵抗等)でゆらぐのではないか?
・負荷変動要素の一つとして赤経軸のコジリが影響しているのかも知れません。以前GP−Dを分解した時に鉄軸に対して受け側がダイキャストになっており驚きました。砲金の軸受けかベアリングを使用しているものと思っていました。
まあ、高級赤道儀との価格差を考えるとこんなもんかも知れません。
現在の積載重量が約10Kgですのでスッペクぎりぎりです。このスペックも眼視対象だと思いますので直焦では実質スペックオーバーだと思います。
鏡筒を乗せずに赤経軸を手で回すと軽いのに鏡筒を乗せると重くなります。その上、冬季でグリスが硬くなっているので益々負荷が重くなっているような気がします。私、望遠鏡で撮影を始めてから−5℃〜−15℃しか経験がありません。(~_~;)

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対策予定
@負荷をできるだけ軽くする。
・クリアランス調整をシビアにする。
・モーターユニットの取り付けを強固なものにする。
(チョットした衝撃でずれてクリアランスが変動します。)
・極軸照明ユニットを取り外す。
(不動点に近づけて軸の抵抗(ラジアル荷重?フリクション?)を少しでも少なくする。(もう実行しました)
・グリスが柔らかくなる春まで待つ。
(こんなことは絶対にしません)
・軽量化をする。
(既に考えられる軽量化対策をしたつもりです。C−8のカメラ取り付け台をはずしたり、ガイド鏡を軽いケンコーにしたり、撮影中はファインダーをはずしたり。これ以上どうしたもんか?)

Aトルクを上げる。
平歯車のギアー比を大きくする。
(本来の40歯2枚を80歯と40歯(0.5モジュール)に交換。天ガの記事を見て現在45歯と36歯に交換してありますがトルクアップは単純計算で1.25倍です。大して効果がないと思いますので導入速度を犠牲にしてでも2:1にして見ようと思っています。)

B赤道儀を買い換える。
(金銭的負荷が掛かり過ぎて財布がスペックオーバーです。夢です)

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ここでビクセンさんの名誉のためお断りしますが、設計思想や制御技術は大変関心します。
モーターエンコーダー部の回転速度を見てますと16秒強で一回転する遅さ。よくやります。
でも無理があると思います。
どうしてかなー?と考えていますと、余計なお世話ですが商売上のことが気にかかります。
インパクトのある「導入速度1200倍」が優先されてしまったのではないでしょうか。
価格のわりに1200倍もの巾のあるスッペック。技術屋さん、営業に対して少しは抵抗したのではと想像してしまいました。
私も技術屋の端くれにいますが、依頼者の要求で万人向けの商品にしなければならなく、スッペックの幅を広げることがありますが、大抵使用条件の厳しいユーザーからクレームが出ます。スカイセンサーに例えると直焦撮影のユーザーではないだろうかと、ふと思いました。

2001/03/03

オートガイダーは思わせぶりです。
あの十字LEDの動きは「おー、真面目にやっとる」と誉めて上げたい気分ですが、昨日オートガイド中にSS2000でガイド星をずらしてみましたら、ずれたままで中心に戻る気配がありません。緑のLEDが時々点灯しますのでAGA−1君は真面目にやってるつもりなのでしょう
いったい何を見ながらチョコマカしてるのかわかりませんが、画面上のノイズなのでしょうか。
再度ゲイン等の調整をしたら言うことを聞くようになりました。
これからはガイド開始後に必ずSS2000でガイド星をずらせて、復帰することを確認してから撮影開始したいと思います。


2001/03/02

撮影(地球村)
とうとうオリオン星雲は逝ってしまいました。
ポートラ800を1本調子で使ってましたがオリオン星雲亡きあとのポートラは使う気がしないので1本残して FUJI プロビア400F で挑戦します。
ポジのラチチユードの狭さが心配ですが+1増感とやらをやってみてポートラ800の荒さと比較してみたいんです。
ガイドずれでてこずっている人間がえらそうなことを言ってます。
さて、結果は前回と同様でした。相変わらずモニターのガイド星が赤経のみふらつきます。前半は弱風だったので風のせいだと思っていましたが後半に風が治まってもゆっくりふらついています。
アレと思ってAGA−1を中止しましたがふらついています。
いやー大変です。赤道儀かモーターの影響だと思います。ガイド鏡を2800mmにしたので今まで気がつかなかったゆらぎ見えるようになったのでしょうか。根本的な問題になる心配がでてきました。つまり所詮GP−D。所詮DCモーターのスカイセンサー?。
ショックです。早とちりならいいのですが。

交換したCCDはなんとなくガイド星見つけやすくなった程度しかわかりません。
私、星の等級は全く知りませんので前回のCCDと比較しようがありません。m(__)m

2001/03/01

ワテックのCCD(Neptune100)に交換しました。
B05−3Mでもそれほど苦労しなかったのですがF28のガイド鏡なので感度の高いCCDにしたほうが安心です。

CCD交換ついでにケーブルのハーネスを整備しました。
赤道儀から降りてくるケーブルをスパイラルチューブでまとめていましたが柔軟性に欠けていますのでシールド用網チューブ(名称はわかりません。黒の導電性プラスチックネットです)に変更しました。
まとめたケーブル本数は
スカイセンサー赤緯1本 ・ヒーター2本 ・CCD電源1本 ・CCD映像1本 ・CCDコントローラー1本 ・吸引チューブ1本


2001/2月

・カメラ吸引加工 ・ウエストレベルファインダーに改造 ・撮影(地球村)
・ズームアイピースが大活躍

2001/02/20

ズームアイピースは便利です。先週、ガイド星合わせに大活躍しました。
ガイド鏡に付いているおもちゃのファインダーでガイド星候補を合わせておきますと、アイピース24mmの視界に入っています。
その後8mmで中心にもっていき光路切り替えプリズムを抜くと、ほとんどCCDモニターの画面に入ります。
ガイド星を合わせる時間が大幅に短縮できました。
C−8と兼用していますので、もう1本購入する予定です。

2001/02/16

久しぶりに天気が良くなったので地球村へ行ってきました。
風が結構ありガイドのモニターを見ていますとガイド星が1〜3個分ゆるやかにぶれます。
不思議と赤経しかぶれません。赤経のバランスをどちらかに崩したほうがいいのかもしれません。
オリオン星雲がまともに撮れるのは秋になりそうな予感。

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●撮影枚数 6枚
・M42−4枚 ・M51−2枚
●ガイドずれ
色んなタイプのガイドずれが出ました。

・暗い星は目立ちませんが明るいほしが土星のような形になってます。風で左右にぶれたようです。

・風の影響にしては変なのが、星が連続して流れているのではなくて中間が抜けてはっきり2点になっているのがあります。
カセグレンのガイド鏡ミラーずれかC−8のミラーずれなのでしょうか?

・長焦点長時間で撮ったM51も変です。
過去最長の50分で撮ったM51は全くガイドずれがありませんのに、60分のM51は星1.5個のずれが出ました。
両者共に弱風ですが風の影響にしては変です。

●ピント
前回の周辺ピンボケはレデューサーとフルターの位置を変えて治ったようです。
前回のフルター位置は●C−8⇒レデューサー⇒フィルター⇒光路切替器⇒カメラ
今回のフルター位置は●C−8⇒フィルター⇒レデューサー⇒光路切替器⇒カメラ
フィルターはLPS−1(48mm)を枠からはずして、ありあわせの2インチアダプターに埋め込みましたので厚みが約3Cmあります。
レデュサー後のフランジバックが長くなり影響してたのではないかと思います。
●その他
火の玉が写り込んでしまいました。
前回平谷のネガはカブリが非常に少なかったので、現像屋さんが 「コマの区切りがわかりません」 とカットしてない丸まったネガを受け取りましたが、自分で6コマづつカットするのに骨が折れました。
そこで、フィルムのコマの区切りのため数コマ毎に鏡筒からLEDランプで露光させました。これが原因だと思います。
カメラのふたをあけて見ますとコマ窓から巻き取り側にけっこう隙間があるので、ここから撮影済みのフィルムが感光したのでしょう。
次回からは望遠鏡を介さず柔らかい光で感光させるよう気をつけます。
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撮影結果

2001/02/10

スクリューマウント(M42)のカメラは脱着に不便なので、KマウントのペンタックスMEをメインカメラにします。
早速吸引加工。
先回の0.8mm穴加工は大きすぎたので、ホームセンターの小径ドリルセットの0.3mmドリルで穴あけをしようと思っていました。
裏のフライス加工が終わったので、表の穴あけをしょうにもドリルがすべって役に立ちません。そのうち折れてしまったので0.5mmで穴加工。これもダメでやはり折れました。
なんででしょうね。軽くポンチも打っているのにセンターが決まらないのです。ホビー用ルーターのドリルのようなので数万回転でないとダメなのでしょうか?送りも慎重にしたつもりなのにこんな経験初めてです。
結局有名ブランドの0.8mmにしました。


2001/02/03

ガイド鏡も変更した。AGA−1も直った。なのに相変わらずの天候不良で確かめられません。


2001/1月

・ガイド鏡交換 ・ひそかに狙ってる系外銀河

2001/01/20

ひそかに狙ってる系外銀河
ゆくゆくはC−8で中板カメラでと思っていましたがイメージサークルが小さいことに早々気がつき、それならば35mm判で系外銀河を撮ってやるぞと誓っております。(それだから素人は怖い)
ですからガイド鏡の焦点距離にこだわっているのです。先日購入したf1200mmにビクセンの2.4倍CCDアダプターを取り付けf2800mmにしました。長ければ良いとゆうものではないような気がしますが何事も挑戦です。
安物望遠鏡広告の「500倍で土星もくっきりハッキリ」にならないよう祈ってます。

2001/01/03

ガイド鏡を交換しました。
ガイド星をCCDに導入するのは至難の技です。フリップミラ−を自作したいけど今使っているカメラレンズ(10Cm f1000mm)はフランジバックが短くて取りつけできません。そこでガイド鏡を買い換えることにしました。
屈折式は長くてC−8には不釣合いですし?、どうしてもf値の長いガイド鏡がほしい。
ケンコーのスペーシア1200がぴったりです。写真屋さんに注文直前にYオークションで見つけました。高い値段で早期終了の落札。新品の1/3ですから良しとしましょう。
カメラ用ミラーレンズは外周のピント合わせが不安定ですし重量も結構ありましたが、ケンコーは軽いし結露ヒーターも付けなくてよさそうだし。少々おもちゃくさいですが

早速、差込式の光路切り替えを自作。
プリズムを内蔵したアイピースホルダーを本体延長筒に差し込みます。
鏡筒の三点支持部が弱いのでアルミ削り出しのバンドで補強。
思った以上に剛性が高いです。


2000/12月

・初めての写真撮影(地球村) ・撮影(三国山) ・DC12Vドライヤーの購入 ・撮影(平谷)
・カメラ吸引加工 ・ガイド鏡購入 ・PLS−1フィルター購入 ・撮影(平谷) ・オートガイダー不良

2000/12/30

AGA−1が変。
何回撮影しても星が流れますしバックラッシュ検知時に赤緯方向が全く動かない。
最初はAGA−1はこんなもんか?と半信半疑でしたが、ビクセンに問い合わせしたら故障の可能性があるので送ってくれとのことです。
正月休のため修理完了が来年になるので、あっせて自分で調べて見ました
なんとスカイセンサーへ行っているモジュラーケーブルの圧接不良。見事に赤緯のコンタクト2個のみ浮いていました。それにしても圧着工具でカシメれば6本均等に圧接できるのにどうやって加工したの、ビクセンさん?。
そういえば、GP−Dを分解した時もネジが緩かったし(ウオームのクリアランス調整ネジは別です)、スカイセンサーのモータ平歯車もテスト中に緩んでしまったり、モーターユニットを赤道儀に固定するネジも緩くてクリアランスがとんでもなく大きくなっていたし。モーター固定ネジの件は締め付け不足と言うよりも機構上の問題です。
ビクセンのサービスに電話をして結果報告と笑いながら一言文句を言いました。

2000/12/29

最近の金曜日はついてます。今日も快晴。とゆうことで、またまた平谷峠です。
現地でセットしていたら、半田の しょうせい さん が来られました。面識がなかったので普通の望遠鏡を持ち出されるのかと思っていましたが、ビヤ樽状の物を2個。組み立てたら海賊の大砲に変身しまして驚きました。ドブソニアンです。
笠井の広告で知ってはいましたが目の前で見ると圧巻です。親切に色々星雲を見せてもらいましたが、次々と照準を合わせる腕には関心しました。スカイセンサーをあてにしている私は当分星図は頭に入らないでしょう。

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●撮影枚数 17枚
・M42−10枚 ・ばら星雲−2枚 ・M81と82−2枚 ・M51−2枚 ・M82−1枚
●ガイドずれ
露出時間やレデューサー有り無しの違いがあるが全体に少なくなった。
チラホラずれているのがある。
●ピント
今回目立ったのがピントずれ。
中心部もあまいのですが周辺がひどい。中心に向かって星が三日月状になっている。
●フィルター
前回露出15分でカブっていたが今回は20分でも全くカブリがないので大成功。
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撮影結果

2000/12/28

トーカイ LPS−P1の48mmを購入しました。
2インチフィルター(笠井)をばらしてフィルターガラスを交換しました。

2000/12/25

昔買ったペンタックスSP−Fを天体撮影にと押し入れから出してきましたがミラーの調子が悪くなっています。
オークションでジャンク品のスクリューマウントFUJIKAとペンタックスMEを入手。
まずはFUJIKAを吸引加工しました。
フィルム押さえ板の裏をフライスで溝を付けて吸引加工しました。表から円形に30箇所ほど0.8mmで穴をあけましたが、一寸大きかったようですが上手く吸引できます。
吸引ポンプは釣り具店で電池式のブクブクを改造しましたがパワー不足で使い物になりません。
手持ちのAC100VブクブクをAC100Vインバータが内蔵されているポータブル電源に差し込んだら正常時動作しました。
過去にインバータで誘導負荷(コイルが内蔵された製品)を動作させようと試験しましたが、まともに動作するものは有りませんでした。最近のインバータの性能に関心しました。
このポータブル電源(\9,800-)はお気に入りの一つです。ノートパソコンやブクブクのAC電源になりますし、DC3V〜9Vの電源も出ていますので液晶モニター(DC6V)につないでいます。バッテリー容量が少し小さいのが難点です。

2000/12/22

初めての遠征です。片道2時間ほどの平谷峠ですが、長野県と聞くと遠征なんです。
わくわくしながら夕方平谷峠へ向かいました。
素晴らしい場所で、天候にも恵まれて15枚ほど撮影しました。
ほとんどガイドズレでしたが、近郊で撮ったのと比較すると光害の少なさが一目瞭然です。
ドライヤーは想像以上に重宝しました。
周りの草木が霜で真っ白でノートは凍りつく、霜よけヒータの省エネ運転どころではなかったです。ヒーターフルパワー+10分おきにドライヤーが活躍しました。
孤軍奮闘でした。
やはりこんな時期、どなたにもお会いできませんでした。
深夜一人で平谷峠にいますと、植村直巳さんの気分になって可笑しくなり笑ってしまいました。
朝7時に帰路につきましたが公園の下り坂で凍結すると大変危険なことが想像できましたし、153号の所々で凍結してましたので平谷峠は春までおあずけになりそうです。

カブリほとんど無し
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●撮影枚数 17枚
・M42−10枚 ・M45−1枚 ・M81−2枚 ・M51−4枚
●ガイドずれ
・ほとんどガイドずれ ・一寸はまし−2枚
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撮影結果

2000/12/15

初撮影のC−8結露にこりて、DC12Vのドライヤーをホームセンターで探しましたが置いて有りません。
Yオークションでピッタリのものがあったので落札しましたが、出品者が地元の天文同好会の方でした。
早速、観測に適した場所を教えてもらいましたので来週にでも行ってきます。
ドライヤーはコンパクトで調子よさそうです。娘に見せましたら「お父さんの頭には用がないでしょ」と笑われました。

2000/12/09

先週撮った緑カブリの写真を見て、今回は場所を変える事にしました。
自宅の西に瀬戸の山並みが見えますが、ひときわ目立つのが中継アンテナが林立した山です。
ラジコングライダーをやっていた昔、山の上で飛行させるスロープグライダーという競技に熱中してました。場所探しで仲間と車でこの山を目指したことがありましたが途中で断念して引き返したことがあります。
そんな思い出がある山を今度は望遠鏡でお世話になるとは思いませんでした。

今回は念入りに地図で調べ三国山の名前もわかりましたので、仕事をさぼって昼に下調べに行ってきました。片道30分
頂上のキャンプ場イベント広場?が良さそうです。目の前に大きな中継アンテナがありますし街灯が点々とありますがとにかく今夜決行。
月が落ちる深夜に行きました。
心配した通り南のロケーションは最悪です。駐車場の街灯が邪魔ですし車がひっきりなしに来ます。北は御岳山が見える?好条件ですが駐車場が前にある場所は落ち着いてやってられません。

南のM42は相変わらずカブリますが北のM51のカブリは非常に少ない
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●M42−2枚 と M51−1枚を撮影
●ガイドずれ
・M42−星1.5個 ・M42−ほとんど無し ・M51−とんでもなく
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撮影結果

2000/12/02

記念すべき初めての撮影です。
自宅周辺は光害の真っ只中です。候補地を地図で探しましたが所詮行ってみないと判りません。
あるHPで多治見の地球村を見つけました。車で30分程度で天文台もあります。きっと仲間の方がおられるのではないかと期待して夕方出発。

本館の方にお断りしてテニスコートの横で店開き。だあれもいません。
撮影中にヒーターのパワー不足からC−8が曇りだしました。地面や機材も雨上がりのように濡れています。
これが普通なら先々パワー不足が心配です。

6枚撮影しましたが、緑カブリがすごいです。
撮影結果


2000/11月

・フードの製作 ・ガイドマウントの製作 ・三脚の補強 ・オファキシスガイダーの改造
・配線の整理 ・ヒーターの製作

2000/11/24

結露防止ヒーターの製作。
ヒーター容量の決め手がありません。むやみに容量アップするとバッテリーが持ちません。
あり合わせの1.5mm×0.3mmのニクロムリボン線を片道70Cm2往復するようにスッポット溶接しました。

テフロンガラスクロステープでサンドイッチ仕上げ。
12V×0.8A=9.6Wになりました。

ヒターの省エネ通電できるようコントローラーを製作。
色んな方式が考えられますが、手っ取り早いのがチョッパーです。ON/OFFの比率をボリュームで可変します。周期0.5秒
ガイド鏡用ヒーターも含めて2回路をプラスッチクケースに組み込みました。
ピーク電流を押さえるために1番目のヒーターがOFFになったあと2番目がONになるようにしました。フルパワー時は結局2つ共に通電しますが。

踏み切りの警報機ランプのようにLEDが交互に点灯します。


2000/11/22




配線が混雑しているので電源中継BOXを製作
RCAピンジャック4個・3Aヒューズ・ファストン2Pコネクター


2000/11/20

シュミカセ用オファキシスガイダーを購入しました。
視野が全然確保できません。アイピースで覗くフリップミラー代わりと勘違いしてました。冷却CCD用でしたよね。
早速改造。
ミラーをスライドさせる光路切り替え機に変身させました。ミラーは25φ斜鏡を流用。
ついでに同焦点ナイフエッジも製作。

2000/11/05

三脚が結構弱いので補強。
GP−D赤道義の中では高級品の三脚ですがアルミ脚の肉厚が薄いです。たわみをダイヤルゲージで計ったら結構変化します。

脚内部に15tアルミのリブを各脚に4個づつ埋め込みました。
等間隔でなく微妙にずらせて共振点を分散。考えすぎかな?(~_~;)
2段目の脚は中に収まりませんので切断して15Cmにしました。
たわみがかなり少なくなりました。



ねじれ方向は先ほどの改造では効果が無いことが判り3tアルミの側板を取りつけました。
仰々しいですが頑丈になりました。




2000/11/03

ロシア製10CmF10カメラレンズをガイド鏡に流用。ガイドマウントを製作。
C−8に固定しました。
C−8側をアリ溝に、マウント側をアリ形にして簡単に脱着できます。


2000/11/02

購入した純正フードは何なんでしょう。固定が不安定で落ち着きません。(精神的にも)
黒のPP板で自作しました。内側には植毛紙を貼りました。


2000/10月

・CCDオートガイダーAGA−1 購入
・GP−D赤道儀・ALH110三脚・ズームアイピース・B05−3M CCD・スカイセンサー2000PC 購入
・ファーストライト

2000/10/28

やっと機材がそろったので近所で初めて星をみました。天体写真のイメージが強すぎて拍子抜け。M57は印象に残りましたが。
天体写真に意を強くしました。


2000/10/26

架台・ズームアイピース・CCD・スカイセンサーを近所のカメラ屋で購入。

2000/10/15

手動ガイドは大変そうなのでオートガイダーを探す。
Yオークションたまたま見つけたAGA−1とB05−3Mを入札したがAGA−1のみ落札。


2000/9月

・セレストロン C−8 ・ファインダー購入

2000/09/15

ペンタックス7×50ファインダー入手
結構大きいのにビックリ。
鏡筒固定部品を15tアルミで削り出し。


2000/09/01

Yオークションで、反射望遠鏡のセット(R200SS)を見つけて入札。見事秒札にやられました。
C−8を入札。落札できました。
補正板に1Cm丸のカビが付いていますがシビアに考えることもないでしょう。
筒内に植毛紙が貼ってありますが効果のほどは私にはわかりません。
ファインダーが付いていないのでオークションで物色。


2000/8月

・ロシア製10CmF10カメラレンズ購入

2000/08/08

ホムセンターで見た望遠鏡に刺激され月でも写真にしてみようとミラーレンズを購入。
f1000mmもあれば星雲も撮影と夢がふくらみましたが、すぐに限界を感じて本格的な望遠鏡を揃えることとなりました。